『金髪』
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これってもう詰んでる?

映画『金髪』

11.21(金)
知ってるふり、気づかないふり、大人のフリですべてを解決!してきたつもりの…中学校教師を襲った 世間を揺るがす大騒動——

          岩田剛典
          白鳥玉季 門脇麦 山田真歩 田村健太郎 内田慈
          監督・脚本:坂下雄一郎
          音楽:世武裕子
          製作総指揮:藤本 款 プロデューサー:深瀬和美  若林雄介
          撮影:月永雄太 照明:藤井 勇 録音:島津未来介 美術:福岡淳太郎 スタイリスト:西留由起子 ヘアメイク:山田みずき
          編集:瀧田隆一 音響効果:勝亦さくら 助監督:鳥飼久仁 キャスティングディレクター:杉野 剛
           ラインプロデューサー:天野佑亮 宣伝プロデューサー 木村範子
          製作:「金髪」製作委員会(クロックワークス/TCエンタテインメント/アミューズクリエイティブスタジオ/パイプライン/クオラス/LDH JAPAN )
          制作プロダクション:パイプライン 企画・幹事・配給:クロックワークス
          文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
          ©2025 映画「金髪」製作委員会
          2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/
          Hong Kong Asia Film Financing Forum IDP部門大賞受賞
第38回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品
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大人になりきれない教師の、皮肉と愚痴と笑いに満ちた新感覚ムービー!

イントロダクション

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岩田剛典、初の教師役はダサくて痛い?!

主演は、三代⽬ J SOUL BROTHERS ・ソロアーティスト活動を中⼼に、近年は俳優としても話題作への出演が相次いでいる岩⽥剛典。初の教師役として挑んだのは、爽やかで⽣徒に好かれる素敵な教師⋯かと思いきや、若⼿でも中年でもない年頃で⾃分を客観視できていない“イタい”中学校教師・市川。“⾦髪デモ”を発案した市川の⽣徒・板いた緑ろく役に『流浪の⽉』の⽩⿃⽟季、市川のパートナー・⾚坂役に『あのこは貴族』の⾨脇⻨、そのほか『事故物件ゾク 恐い間取り』の⼭⽥真歩、『新幹線⼤爆破』の⽥村健太郎、『お⺟さんが⼀緒』の内⽥慈が脇を固める。監督は『決戦は⽇曜⽇』の坂下雄⼀郎。

⽇本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴⾛するSNS やネット報道という現代社会の問題を題材に、⼤⼈になり切れない教師が⽣徒たちに振り回されながらも成⻑していく様を描いた本作は、アジア最⼤の企画マーケットの⼀つ 「⾹港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラム(HAF)」IDP 部⾨で、⾮⾹港映画の企画⼤賞を受賞。その奇抜なストーリー展開と個性豊かなキャラクターたちがぶつかり合うオリジナリティ溢れる映画が誕⽣した。

Story

その⽇、中学校教師・市川の⼈⽣を⼤きく変える出来事が起きた。

⼀つは担任クラスの⽣徒数⼗⼈が髪を⾦⾊に染めて登校してきたこと。
そしてもう⼀つは、彼⼥から結婚の話を切り出されたこと。

マスコミやネット、さらには⽂科省まで巻き込み⼤騒動になる“⾦髪デモ”と、
⽇々の愚痴を聞いた彼⼥からの⾟辣な説教で板挟みになる市川は、
窮地を脱するために“⾦髪デモ”を計画した張本⼈・板緑と⼿を組み、
とある作戦に打って出る⋯。

仕事の問題と⼈⽣の決断が⼀挙に押し寄せた市川は、
いつまでも若者で何事も順⾵満帆だと思っている“イタいおとな”から“マトモな⼤⼈”へと成⻑し、
全ての試練を乗り越えられるのか︕︖

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Cast

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    岩田剛典
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    1989年3月6日生まれ、愛知県出身。2014年『クローズEXPLODE』で映画デビュー。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)で映画初主演を飾り第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人賞俳優・話題賞、第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞した。2018年には、映画初単独主演作『去年の冬、きみと別れ』などで第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞石原裕次郎新人賞を受賞。同年、「崖っぷちホテル!」(18/NTV)でドラマ初主演を務めた。その後も「シャーロック」(19/CX)、『名も無き世界のエンドロール』(21)、『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』(22)といった話題作への出演を重ねる。近年では、NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24)や「アンチヒーロー」(24/TBS)、「フォレスト」(25/ABC)、『パリピ孔明 THE MOVIE』(25)、「DOCTOR PRICE」(25/NTV)での活躍で知られる。そのほか主な出演作に『AI崩壊』(20)、「金魚妻」(22/Netflix)、『ウェディング・ハイ』(22)、『死刑にいたる病』(22)、「あなたがしてくれなくても」(23/CX)、『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』(23/Netflix)、『聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団』(24)など。

    アーティスト業においては三代目 J SOUL BROTHERSとして活動しながら、2021年にはソロアーティストとしても歌手デビュー。11月から自身初となるアジアツアーも開催が決定しておりソロアーティストとしても活躍の場を広げている。

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    白鳥玉季
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    2010年1月20日生まれ、東京都出身。2016年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でドラマ初出演。同年、西川美和監督の『永い言い訳』で映画デビュー。約800人の候補からオーディションで役を勝ち取った李相日監督の『流浪の月』(22)での好演をはじめ、大河ドラマ「どうする家康」(23/NHK)映画『正欲』(23)といった話題作への出演が続く。昨年は今泉力哉監督作『からかい上手の高木さん』(24)や『アイミタガイ』(24)に出演。そのほか主な出演作に「凪のお暇」(19/TBS)、『ステップ』(20)、「テセウスの船」(20/TBS)、「極主夫道」(20/YTV)、『極主夫道ザ・シネマ』(22)、「御手洗家、炎上する」(23/Netflix)、「0.5の男」(23/WOWOW)、「いちばんすきな花」(23/CX)、「水平線のうた」(25/NHK)など。

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    門脇麦
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    1992年8月10日生まれ、東京都出身。2011年にデビュー後、2014年に出演した『愛の渦』などで第88回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞受賞。第6回TAMA映画賞や第36回ヨコハマ映画祭でもその演技力が高く評価された。その後も多くの作品に出演し、2018年には一年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られるエランドール賞で新人賞を受賞した。その他の受賞歴には第61回ブルーリボン賞主演女優賞、第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞などがあり、映画・ドラマ・舞台とジャンルを問わずに活躍中。11月には舞台「狩場の悲劇」(紀伊國屋サザンシアターにて)が上演される。そのほか主な出演作に「まれ」(15/NHK)、「麒麟がくる」(20/NHK)、『あのこは貴族』(21)、「ミステリと言う勿れ」(22/CX)、『ほつれる』(23)、「厨房のありす」(24/NTV)」、「秘密〜THE TOP SECRET~」(24/KTV)、舞台「陽気な幽霊」(25)など。

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    山田真歩
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    1981年9月29日生まれ、東京都出身。2009年『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』で映画デビュー。入江悠監督の『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(10)で主演に抜擢され、その後もNHK連続テレビ小説「花子とアン」(14)をはじめ、映画・TV・舞台で活躍。2016年には主演作『アレノ』で第30回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞。近年では「海のはじまり」(24/CX)、『ぼくのお日さま』(24)、『Cloud クラウド』(24)、「御上先生」(25/TBS)、「ホットスポット」(25/NTV)、「雨上がりの僕らについて」(25/TX)、『事故物件ゾク 恐い間取り』(25)と多くの作品に出演している。そのほか主な出演作に『モテキ』(11)、『永い言い訳』(16)、「架空OL日記」(17/YTV・NTV・Hulu)、「あなたの番です」(19/NTV)、『架空OL日記』(20)、『あなたの番です 劇場版」(21)『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』(22)、「ブラッシュアップライフ」(23/NTV)など。

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    田村健太郎
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    1986年12月15日生まれ、東京都出身。2010年『ノルウェイの森』で映画デビュー。以降、「ボイス110 緊急指令室」(19/NTV)、NHK 連続テレビ小説「なつぞら」(19)といったドラマ作品に数多く出演。『猫と塩、または砂糖』(20)では映画初主演も務めた。近年では『ほつれる』(23)、『ぼくのお日さま』(24)、『港に灯がともる』(25)、『おいしくて泣くとき』(25)、「ホットスポット」(25/NTV)、『新幹線大爆破』(25/Netflix)に出演しており、映画・ドラマとジャンルを問わずに活躍をみせる。坂下監督作品には『ピンカートンに会いにいく』(17)、『決戦は日曜日』(22)に次いで三作目の出演。そのほか主な出演作に「ボイスⅡ 110緊急指令室」(21/NTV)、「青天を衝け」(21/NHK)、「ここは今から倫理です。」(21/NHK)、『花束みたいな恋をした』(21)、『すばらしき世界』(21)、「どうする家康」(23/NHK)、『ゆとりですがなにか インターナショナル』(23)、「ブラッシュアップライフ」(23/NTV)など。

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    内田慈
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    1983年3月12日生まれ、神奈川県出身。新進気鋭の作家・演出家の作品にいち早く出演しキャリアを積む。2008年に橋口亮輔監督の『ぐるりのこと。』でスクリーンデビュー。以降、白石和彌監督の『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)や呉美保監督の『きみはいい子』(15)、瀬々敬久監督の『護られなかった者たちへ』(21)等に出演。昨年は『夜明けのすべて』(24)、『毒娘』(24)、『お母さんが一緒』(24)等と多くの映画作品に加え、舞台やテレビドラマ、声優など幅広く活躍している。坂下監督作品には『ピンカートンに会いにいく』(17)、『決戦は日曜日』(22)に次いで三作目の出演。そのほか主な出演作に『恋人たち』(15)、『下衆の愛』(16)、『葛城事件』(16)、『レディ・トゥ・レディ』(20)、『雨に叫べば』(21/Amazon Prime Video)『あの子の夢を水に流して』(22)など。

Staff

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    坂下雄一郎 監督・脚本
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    1986年6月10日生まれ、広島県出身。大阪芸術大学映像学科、東京藝術大学大学院映像研究科を卒業。2012年の監督作『ビ―トルズ』で第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭・オフシアター・コンペティション部門の北海道知事賞を受賞。翌年には『神奈川芸術大学映像学科研究室』でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013長編部門の審査員特別賞を受賞した。その後も『東京ウィンドオーケストラ』(16)、『ピンカートンに会いにいく』(17)、『決戦は日曜日』(22)といった作品をオリジナル脚本で発表し続けている。今年は『金髪』と『君の顔では泣けない』の二作品が公開。そのほか主な監督作に『実家に帰ろう』(10)、『らくごえいが/猿後家はつらいよ』(13)、『エキストランド』(17)など。

  • 月永雄太 撮影

    1976年生まれ。静岡県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。2018年『モリのいる場所』で第73回毎日映画コンクール撮影賞を受賞。その後、『泣く子はいねぇが』(20)で第68回サン・セバスティアン国際映画祭最優秀撮影賞を獲得。『ケイコ 目を澄ませて』(22)では第77回毎日映画コンクール、第45回ヨコハマ映画祭で撮影賞に輝いた。坂下作品には『決戦は日曜日』(22)に次いで二度目の参加。そのほか主な参加作品に『パビリオン山椒魚』(06)、『東京公園』(11)、『NINIFUNI』(11)、『キツツキと雨』(12)、『きみはいい子』(15)、『葛城事件』(16)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『長いお別れ』(19)、『明け方の若者たち』(21)、『#マンホール』(23)、『夜明けのすべて』(24)、『夏の砂の上』(25) 、『海辺へ行く道』(25)など。

  • 藤井勇 照明

    1970年生まれ、福岡県出身。日本映画学校(現:日本映画大学)を卒業後、『桐島、部活やめるってよ』(12)や『そこのみにて光輝く』(14)等の多数の作品に参加。2018年には第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した是枝裕和監督の『万引き家族』で照明を務め、同作品で第42回日本アカデミー賞最優秀照明賞を受賞した。坂下作品には『決戦は日曜日』(22)に次いで二度目の参加。そのほか主な参加作品『ソラニン』(10)、『横道世之介』(13)、『私の男』(14)、『太陽』(15)、『オーバー・フェンス』(16)、『モリのいる場所』(17)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『名も無き世界のエンドロール』(21)、『ちょっと思い出しただけ』(21)、『ケイコ 目を澄ませて』(22)、『おまえの罪を自白しろ』(23)、『リライト』(25)など。

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